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超硬(WC)ハードフェーシング例
ホイルローダー

ホイルローダーへのハードフェーシング例

代表的な建設用重機であるホイルローダー、掘削機(ショベル)などのバケットプレート及び爪部は砂又は砂利との過酷な摩擦が繰り返されますので高い耐磨耗性が要求されます。この部分には高クロム鋳物、AR-400などの高い耐磨耗性の高価なハードメタル類が従来広く使われています。しかしながら激しい磨耗による定期的な交換部品代はもちろん、取り替えのためのメンテナンス費用がかさむなど大きなコスト負担の要因となっているのが世界的に共通の現状ではないかと思っています。


これに対して本超硬ハードフェーシング材は従来品対比約5~約12倍の高い耐久性(寿命)を表します。交換部品代及びランニングコストの大幅な節約はもちろん、全体設備の稼働率が非常にあがりますので多くのユーザーに非常に喜ばれています。


ハードフェーシングハンマー

WCハードフェーシングハンマーは、世界で最初の独自技術のWC(超硬合金)ハードフェーシング技術を採用したハンマーであります。非常に高い(HRc72以上)耐磨耗性の超硬合金をハンマーの衝撃部にハードフェーシングすることにより大幅な耐久性(寿命)の向上を実現しました。

従来、各種粉砕機用のハンマーは主に高級鋳鋼、高クロム鋳鋼(27クロム鋳鋼)などの材質が使われています。

これに対してWCハードフェーシングハンマーは鋳鋼または、S45Cなどの一般材質上に新技術のWCハードフェーシングハンマーを施すことにより、従来品対比約5~約12倍の耐久性(寿命)を実現しました。

ハンマー費用の節約はもちろん粉砕機の粉砕効率が大幅に上がり、生産性向上にも大きく寄与できます。

また、ハンマーの交換頻度が大幅に下がりますので(従来の約1/3~1/5)メンテナンス費用も大幅に下がります。

ハンマー技術は、ホイルローダー、掘削機をはじめとした重機の磨耗部品、油圧ブレーキのチゼル、発電設備、鉱山設備、製鉄設備などの耐磨耗部に広く活用されています。


● ハンマーの主な用途

 セメント製造設備(石灰石の粉砕)採石場(各種粉砕機)各種シュレッダー


● WCハードフェーシングハンマーの例

 (セメント工場の石灰石粉砕用、採石場のインパクトクラッシャー用)


ハードフェーシングハンマー


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